細菌の治療に効果的な抗生物質

感染率の高いクラミジア

クラミジアの感染率は国内で非常に高いものとなっています。それは、感染力の高いトラコマティスという細菌が原因となっています。もともとこの菌は眼科で有名な菌であり、結膜炎の症状などを起こす原因菌として知られていました。国内の環境整備が整い、水などの資源が豊かになり、綺麗になったために目から菌がいなくなりました。

しかし、現在でも人の性器やノドに住み着いており、痛みや痒みなどといった症状を伴うようになります。クラミジアのとても厄介な特徴として、無自覚なことが多いことで、特に女性の80パーセントは感染に気付きません。男性の方が気付きやすいとされていますが、それでも無自覚なことが多いです。自覚症状を伴わないことが、感染の拡大の1つの要因にもなっています。

日本にはクラミジアに感染している人は100万人ほどいると言われており、誰にでも感染する可能性ある身近な性感染症となっています。特に若い子を中心に感染が拡大しており、セックスの低年齢化や多様化の問題が若い子に感染の広がりをみせています。感染経路が性行為全般となっており、セックス以外にもオーラルセックスやディープキスなどによって粘液に直接触れてしまうことで感染します。

クラミジアの治療薬ジスロマック

クラミジアの治療に使われる薬はジスロマックという薬で、クラミジアをはじめとした細菌による感染症に非常に高い効果があるとされています。

ジスロマックは、有効成分アジスロマイシン水和物となっており、この成分は水に溶けにくいという性質をもっています。そのため服用すると効果の持続が1週間も続き、クラミジアが治る確率は90パーセントもあります。

副作用もほとんどないとされ、妊娠中の方が服用しても胎児に影響はないとされています。またジェネリック薬であるアジーという薬も販売されているので、薬価も安いためアジーを使用する方も多くいます。

きちんと治療してしまえば再発することはありせんが、感染者と性行為をした場合は再び感染してしまうので、十分に注意し対策をするようにしてください。